リスクとは「損する危険性のことではない」
リスクとは、一般的に、
「何か悪いことが起こる危険性」「損をする可能性」のことを指します。
しかし、金融の世界ではリスクは違う定義がされています。
まずは、金融の世界での正しい定義を抑えておきましょう。
リスクとは、一般的に、
「何か悪いことが起こる危険性」「損をする可能性」のことを指します。
しかし、金融の世界ではリスクは違う定義がされています。
まずは、金融の世界での正しい定義を抑えておきましょう。
金融の世界では、リスクは「不確実性」のことを意味しています。
つまり、「必ずこうなる」ということを断言できず、
想定より悪いことが起こるかもしれないし、
想定より良いことが起こるかもしれない状況を、「リスクがある」と呼びます。
その悪い結果と良い結果の幅が大きいことを、「リスクが大きい」と言います。
※少し専門的なお話をすると、リスクは統計学上の「分散」を意味しています。
そのため、一般的な定義とは異なり、
想定以上に良い結果が出ることも、金融の世界では「リスク」と呼びます。